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今日は、午前中は議会運営委員会に出席して、政治倫理条例の制定の準備段階として大津市議会の視察が予定となりました。また、そのたたき台として条例作成については今回、委員長の松宮議員と、藤田議員と私の三人が関わることになりました。責任重大です。この条例については議会基本条例を制定、施行してから一年以内に施行しなければならないので結構議会としても「議会報告会」もありなかなかスケジュール的に大変です。どんどん手帳の予定は詰まっていきます。その後、午後からは以前からお願いしていた「NPO法人ひだまり」さんへ訪問し、理事長で管理者の永田かおり様にこの事業の説明や、苦労話、現況における問題点、これからのこういった事業の未来などを話合いました。あえて「こういった事業」と言うには理由があり、単に介護事業というカテゴリーではない気がします。以前から気になってはいたのですが、永田さんのこの事業に対する姿勢はすごい気迫を感じます。それと10年以上にもなる、このひだまりでの経験が彼女の自信となって表れています。私も以前、介護保険制度が日本で始まったころ、平成13年から管理者として事業所を担当してましたが、驚くのは、この「ひだまり」での完璧なほどの管理運営。非常に複雑で管理も大変なはずの形態なんですが、見事にきちっと運営されてます。まず、ここは「居宅介護事業所」「通所介護」「小規模多機能型居宅介護」「認知症対応型共同生活介護グループホーム」「宅児」とこれだけの種類を混在しながら運営していますが、何が難しいかといえば、職員の確保と勤務形態の管理。しかし、彼女はまず経営理念がしっかりしていて職員全体に行きわたっています。しきりに安全管理も口にされていて、いかにリスクに向き合っているのかよくうかがえました。そして個人情報保護、書類管理、衛生管理、福利厚生もよく考えられています。衛生管理については建物の構造にまでこだわりを持って設計段階からかかわっておられるので納得の構造です。感染防止や効率の良い間取り、ターミナルケアの方法はいかに最後まで人間の尊厳を持って対応するのか。永田様のこの”こだわり”はみなさんにも知ってもらいたいです。普通ならもっと散らかっていてもおかしくない環境なのに、きちんと整頓されていて本当に驚きました。利用者様も笑顔であいさつをしていただきありがとうございました。今回、ここに訪問させていただいて本当に勉強になりました。永田様には、忙しいお立場にもかかわらず非常に長時間、お話させていただき本当にありがとうございました。これからの私の活動にもたくさんの参考課題ができました。お役に立ちたいと思います。