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米原市内の小中学校を総務教育常任委員会の委員が2班に分かれて5月12日13日と二日間で視察を行いました。目的は現状の把握と理科教材の充足度を現場の先生に聞いてきました。現状というのは全国学力テストについての現状分析と各校の校長先生が独自の判断で活用できるお金(約30万円)の使い道、自校の学力向上に対しての取り組み、その他です。写真は順に並んでませんが、各校の顕微鏡などの充足は決して満足できる状況ではないのと、消耗品に結構費用がかかるみたいです。理科担当の先生の切実な願いが伝わってきました。各校非常に個性があり、環境設備にも差が感じられました。木質をふんだんに使用した大原小学校にはかなり驚きました。職員室も素晴らしい環境です。かと思えば狭くて圧迫感あるところもありました。クラスの人数でも多いクラスだと3人横並びになり真ん中の生徒さんはエコノミー症候群にならないかと思うほど窮屈そうでした。その他気づいた点は、ある中学校では「非常口」案内がほとんどなく、あっても写真のとおりわかりにくい場所にステッカーのみ。あれで消防法で問題はないのか心配なので調べてみます。本当なら写真にあるように吊り下げ式で夜は緑のランプが点くようにするんじゃないかと。ふだん生徒さんは非常口がわかりますが、たまに保護者や部外者が来ていてもわかりづらいです。前職の会社では結構消防の方に指摘されましたのでそんなところについ目がいってしまいました。大東中学校の「三度の飯より勉強が好き!」のステッカー、校長先生にいただきましてなんだか嬉しかったです。そういった取り組みひとつひとつは各校の校長先生の采配で特色が出ます。今回私の班では伊吹・山東の学校をまわりましたが、最大のい問題点はどの学校も「スマホ」の取り扱いでした。これは学力低下にも非常につながりやすい。教室で居眠りする生徒さんに聞いたら、朝まで”LINE”を友達としていたということもあったみたいです。今後委員会として議論となるでしょう。