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 第二回 湖東地区 妊産婦さんのタクシー利用に関する検討会が8月26日に彦根勤労福祉会館にて開催されました。
いよいよ彦根地区においても10月10日から開始となります。この別名「ゆりかごタクシー」とは、あらかじめ妊産婦さんがタクシー会社に登録しておいて、いざ交通手段がないときに利用するもので、乗務員さんも妊産婦さんの情報をもとに対応しながら病院まで案内するシステムです。ここでタクシー事業者と乗務員さんの予備知識等は研修を受講し、認定証も発行したうえで対応するので安全・安心ということです。
ただし、これに至るにはタクシー事業者のもっと積極的な運用の仕方が必須で、例えば彦根地区になるとタクシーも24時間営業ではないので電話対応できない午前3時から午前6時まではどうするのか?乗務員さん全員が認定されているわけではないので必ず対応出来るとは限らないのでそうなると救急車となるのか。陣痛の間隔が問題であってあまりに短い間隔であればどうすべきか?ただ、妊産婦さんが救急車をタクシー代わりのように利用されるのも顕著で、医者の立場からすると救急車に乗るほどではないと。しかし、昼間妊産婦さんが一人で自宅にいる不安は解消できるのではないか。
 さて、いよいよ米原市や長浜市も時間の問題。あとはタクシー事業者の受け入れ態勢とやる気。全国的にも今や少子化であらゆる子育てに対しては積極的な案が出ている中、このゆりかごタクシーは注目なんです。私としては年間300名あまりの出生であるなら、500円助成券×20枚くらいを妊産婦さんに補助出来ないものかと思う次第です。6月の一般質問でも提案しました。野洲市でも6月の議会で提案されています。生まれる前から支援していきたいです。